TEDxTohokuUniveristyWomen2018-Showing Up
TEDWomenとは何ですか?
TEDWomenはクリエイターとチェンジメイカーとなる女性と女の子の力についての3日間にわたる会議です。スピーカー、ワークショップ、イベント、そして大胆な議論のプログラムは、TEDの最も象徴的な瞬間のいくつかをまだ発火させました。
上演する
世界中の女性はもはや現状を受け入れていません。彼らは立ち上がり、境界線を逸脱して押し出しています。ビジネス、技術、芸術、科学、政治の焦点と才能が何であれ、これらのパイオニアとその同盟国は、爆発的な発見と創意工夫によって、実際の意味のある変化を起こしています。
スケジュール
パネリスト
アリス・アイショー・ドナー
ラトビア生まれ。バイリンガルの環境で育ち、博士号を東北大学で取得した。仏教徒(天台宗)であり、現在、同大学にて現代日本仏教の研究をしつつ、東北学院大学で言語学の講義も担当している。音楽や文学、旅行にも情熱を注ぎ、その結果、宗教学や政治学、そして人類学に関しても精通している。日本で出産と妊娠を経験したが、彼女の研究への情熱は冷めることなく、バードウォッチャーである夫の支えをかりながら、研究活動を進めている。
胡雯
中国生まれ。東北大学大学院都市・建築学専攻生として過疎地での居住空間の再建について研究している。2016年、中国に建築学分野の修士号を取得し、国有のデザイン会社の社員として中国で安定した生活を送っていた。しかし、女性のエンジニアに機会の少ない、官僚主義が支配的な職場環境で、不熱心や不誠実さに気づいたし、上級管理職は設計プロすセスに過度に干渉したし、会社での仕事から充実感が得られていないと彼女は感じるようになった。自分自身に挑戦し、新しい機会を発見するために海外での初めての経験として日本に来た。友人と一緒に「013」という、誰もが自分の視点でデザインを思考できる建築のデザインワークショップを開いた。音楽や猫、旅行にも熱心を注ぎ、政治や心理学に興味を持っている。
クリスティナ ガルシアメンデス
メキシコシティに生まれ。幼少期を6カ国で過ごすにつれて、テクノロジー、倫理観、そして人間の交流の調和について情熱を持つようになる。東北大学法科大学院の博士過程の学生として、介護ロボットの倫理的評価に関するの骨組みを作り上げようとしている。
ダリアブリン
イタリア、トリノ生まれ。そこで神経に障害をもつ患者の運動障害や意識障害について研究し、神経科学分野の博士号を取得した。その後スペインで鍛錬を積み、昨年東北大学加齢医学研究所スマート・エイジング学際重点研究センターの助教授に就任した。ヴァーチャルリアリティ(仮想空間)といった最先端技術を用いて、高齢によっておこる身体的疾患、また認知力に関する疾患をどのように遅らせるのかに焦点を当てている。
木山 朋美
東北大学大学院歯学研究科助教。十年以上にわたり歯科医師と研究者として活動している。幼い頃から科学と芸術に惹かれ、このことが、口腔に欠陥をもつ癌患者を歯科補綴学で治療し笑顔にしたい、と思うきっけかけとなった。2015年に口腔疾患に関する研究で歯科分野の最も大きな学術学会であるIADR(International Association of Dental Research)で、権威あるHatton Awardを受賞した。
永富 良一
東北大学医工学研究科所属。免疫学、生体力学、分子生物学、細胞生物学など多くの分野を用いて、スポーツ科学研究や地域健康推進に積極的に貢献している。 東北大学とキングス・カレッジ・ロンドンで医学を研究しており、運動時の怪我予防や運動による慢性障害要因に対する生体力学的アプローチなど、幅広い範囲の学問が研究対象である。現在は日本体力医学会の副理事長やヨーロッパスポーツ科学学会 (European College of Sport Science: ECSS)の評議員であると同時に、自らの知識や経験を東北大学医工学研究科に所属する世界中から集まる学生に教えている。
北村美和子
東京生まれ。20年間フリーランスの写真家として活動している。15カ国以上に訪れ、撮影をした。東日本大震災の後、その対応などにも関わった。この経験から、被災地復興で地域の脆弱性を向上させる方法について興味を持つ。その結果、ロンドン大学で開発学と文化産業の分野で修士号を取得した。
生存者の体験を元にした被災者の声のアーカイブを用いた、ボトムアップで地域を中心とした災害緩和策に注目している。主には災害時における男女不平等の問題について興味があり、性差別、資金調達、気候変動についての持続可能な開発目標を扱った、2018年10月にはスイスのジュネーブで開催された国際連合主催のWorld Investment Forumに参加した。